サンフレッチェ広島を観始めたものの、MFの選手がどこで何をしているのか、まだよく分からない。そんな方もいるのではないでしょうか。
MFは「ミッドフィルダー」の略で、主に守備と攻撃をつなぐポジションです。ただし、同じMF登録でも役割は一つではありません。
中盤の中央で試合を組み立てる選手もいれば、サイドを駆け上がる選手、FWの近くでゴールに絡む選手もいます。
2026/27シーズンのサンフレッチェ広島MF陣には、海外挑戦を経験した選手から、アカデミーで育った18歳の選手まで、幅広い顔ぶれがそろいました。
この記事では、登録MF9名のプレースタイルや注目してほしいプレー、人柄が伝わるエピソードを紹介します。
それぞれの魅力を知り、「この選手を応援したい」と思える入口を探してみてください。
- この記事で分かること
- 先に結論|MFは「好きなプレー」から推しを選ぶと分かりやすい
- 初心者向け|ボランチ・攻撃的MF・ウイングバックの違い
- 川辺駿(かわべ はやお/背番号6)|欧州で得点力を磨いた万能ボランチ
- 東俊希(ひがし しゅんき/背番号7)|左足一本で何役もこなすポリバレントMF
- 川村拓夢(かわむら たくむ/背番号8)|攻守で走り、左足で試合を動かすダイナモ
- 松本泰志(まつもと たいし/背番号14)|90分間走ってチームを支える中盤の黒子
- 菅大輝(すが だいき/背番号18)|「菅キャノン」と運動量を備えた左サイドの武器
- 越道草太(こしみち そうた/背番号32)|縦への仕掛けで流れを変える広島育ちのサイドMF
- 中島洋太朗(なかじま ようたろう/背番号35)|一発のパスで景色を変える若きゲームメーカー
- 小林志紋(こばやし しもん/背番号45)|ドリブルと得点感覚を備えた次世代アタッカー
- 野口蓮斗(のぐち れんと/背番号46・2種登録)|熊本から来た冷静な司令塔候補
- サンフレッチェ広島らしさは、MF陣の育成歴にも表れている
- まとめ|最初は気になった1人だけを追ってみよう
- さいごに
この記事で分かること
- サンフレッチェ広島に登録されているMF9名の特徴
- ボランチ、攻撃的MF、ウイングバックの役割
- 初心者でも見つけやすい注目プレー
- 選手の経歴や人柄が伝わるエピソード
- 自分に合った推し選手の見つけ方
先に結論|MFは「好きなプレー」から推しを選ぶと分かりやすい
MFは担当する仕事が幅広いため、最初からすべての動きを理解する必要はありません。
まずは、自分が好きなプレーを一つ決めて、その特徴を持つ選手を追ってみるのがおすすめです。
- 豪快なミドルシュートを見たい:川村拓夢、菅大輝
- パスで試合を動かす選手が好き:川辺駿、中島洋太朗、野口蓮斗
- チームのために走る選手を応援したい:松本泰志、東俊希
- サイドで相手へ仕掛けるプレーが好き:越道草太、小林志紋
- 海外挑戦や古巣復帰の物語に惹かれる:川辺駿、川村拓夢、松本泰志
これは選手の優劣を示す分類ではありません。実際には、複数の役割をこなせる選手が多くいます。
気になった特徴を入口にして、少しずつほかのプレーにも注目してみてください。
初心者向け|ボランチ・攻撃的MF・ウイングバックの違い
ボランチ
主に最終ラインの前でプレーし、守備と攻撃をつなぐ役割です。
相手からボールを奪う、味方からパスを受ける、攻撃の方向を決めるといった仕事を担います。ボールを持っていないときの立ち位置も重要です。
攻撃的MF・シャドー
FWの近くでプレーし、ラストパスやドリブル、ゴール前への飛び出しで得点に関わります。
シャドーは、前線の選手を追い越したり、中盤まで下りてパスを受けたりする動きにも注目したいポジションです。
ウイングバック
サイドを上下動し、攻撃と守備の両方に関わります。
攻撃時にはクロスやドリブルでチャンスを作り、守備時には自陣深くまで戻ります。運動量が必要な役割です。
サンフレッチェ広島には複数のポジションをこなすMFが多いため、試合によって立つ場所が変わる点も見どころになります。
川辺駿(かわべ はやお/背番号6)|欧州で得点力を磨いた万能ボランチ
基本プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 背番号 | 6 |
| 生年月日 | 1995年9月8日(30歳) |
| 出身地 | 広島県広島市安佐北区 |
| 身長 | 180cm |
| 利き足 | 右足 |
| 主な役割 | ボランチ、攻撃的MF |
| 前所属 | スタンダール・リエージュ |
推しポイント|守備、配球、攻撃参加を任せられる万能性
川辺選手は、中盤の底でボールを動かす役割から、前線へ飛び出してゴールに関わる役割までこなせるMFです。
相手に囲まれても落ち着いてボールを扱い、ドリブルやパスで攻撃を前進させます。欧州挑戦後は、ミドルシュートやゴール前への飛び出しも大きな魅力になりました。
パスだけでなく、守備でも体を張れる選手です。攻守の両方に関わる万能型MFが好きな人におすすめです。
注目してほしいプレー
ボールを受ける前の周囲の確認と、前線へ入っていくタイミングに注目してください。
中盤で攻撃を組み立てていた川辺選手が、次の瞬間にはゴール前へ現れることがあります。ペナルティーエリアの外から狙うミドルシュートも見どころです。
小ネタ・エピソード
川辺選手はサンフレッチェ広島ジュニアユース、ユースで育ちました。その後はジュビロ磐田への期限付き移籍や欧州挑戦を経験し、再び広島へ戻っています。
2025年からは、青山敏弘氏が着けていた背番号6を継承しました。ユース出身者が経験を積み、広島の中盤を支える番号を受け継いだという物語も、応援したくなるポイントです。
こんな人におすすめ
パスセンスと得点力を兼ね備えた万能型MFや、海外挑戦を経て古巣へ戻ってきた選手を応援したい人におすすめです。
東俊希(ひがし しゅんき/背番号7)|左足一本で何役もこなすポリバレントMF
基本プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 背番号 | 7 |
| 生年月日 | 2000年7月28日(25歳) |
| 出身地 | 愛媛県大洲市 |
| 身長 | 180cm |
| 利き足 | 左足 |
| 主な役割 | 左ウイングバック、ボランチなど |
| 前所属 | サンフレッチェ広島ユース |
推しポイント|正確な左足と対応ポジションの多さ
東選手の大きな武器は、左足のキック精度です。
クロス、フリーキック、コーナーキックなどでチャンスを作ります。強いボールだけでなく、柔らかく浮かせるボールも蹴り分けられる選手です。
主戦場は左ウイングバックですが、ボランチやサイドバック、センターバックなどでもプレーしてきました。複数の役割をこなすことから、クラブ公式のコンテンツでは「ポリバレント東」と呼ばれています。
注目してほしいプレー
左足のクロスとセットプレーに加えて、ボールを足元へ収めるトラップにも注目です。
派手なフェイントを連発するタイプではなく、正確なコントロールとシンプルなパスで攻撃を前へ進めます。試合中にポジションが変わったとき、どのように役割を調整しているかを見るのも面白いでしょう。
小ネタ・エピソード
2022年は負傷によって、ルヴァンカップ優勝の瞬間を観客席から見届けました。
その後、2025年のルヴァンカップ決勝では直接フリーキックを決め、自らのプレーでピッチ上の優勝に貢献しています。
ピッチでは冷静に見える一方、クラブ公式YouTubeなどでは「ド天然」な一面を紹介されることもあります。コーヒーや甘いものが好きという親しみやすい一面もある選手です。
こんな人におすすめ
正確な左足を持つ職人タイプや、スマートなプレーを見たい人におすすめです。
川村拓夢(かわむら たくむ/背番号8)|攻守で走り、左足で試合を動かすダイナモ
基本プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 背番号 | 8 |
| 生年月日 | 1999年8月28日(26歳) |
| 出身地 | 広島県広島市安佐南区 |
| 身長 | 183cm |
| 利き足 | 左足 |
| 主な役割 | ボランチ、シャドー |
| 前所属 | FCレッドブル・ザルツブルク |
推しポイント|ボール奪取と強烈なロングシュート
川村選手は、攻守の両面で広い範囲を走るボックス・トゥ・ボックス型のMFです。
183cmの体格と長いリーチを生かしてボールを奪い、そのまま前線へ出ていきます。左足のシュートレンジも広く、遠い位置からゴールを狙える選手です。
守備で相手と戦う力強さと、一撃で試合を動かす攻撃力の両方を見たい人におすすめです。
注目してほしいプレー
相手からボールを奪った後も、その場にとどまらず前線へ走っていく姿に注目してください。
2022年には自陣からの約60m級ロングシュートを決め、J1リーグ年間最優秀ゴール賞を受賞しました。川村選手がボールを持ったときは、ゴールまで距離があってもシュートの可能性があります。
小ネタ・エピソード
川村選手は小学1年生の頃からサンフレッチェ広島を応援していました。育成組織を経てトップへ昇格し、愛媛FCへの期限付き移籍で経験を積んでいます。
その後、欧州挑戦を経て2026年に広島へ復帰しました。幼い頃からの夢である、サンフレッチェでのタイトル獲得を目指す思いも語っています。
喘息や怪我と向き合いながらキャリアを進めてきた点も、感情移入したくなる物語です。
こんな人におすすめ
豪快なロングシュートが好きな人や、逆境と海外挑戦を経験して広島へ帰ってきた選手を応援したい人におすすめです。
松本泰志(まつもと たいし/背番号14)|90分間走ってチームを支える中盤の黒子
基本プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 背番号 | 14 |
| 生年月日 | 1998年8月22日(27歳) |
| 出身地 | 埼玉県東松山市 |
| 身長 | 180cm |
| 利き足 | 右足 |
| 主な役割 | ボランチ、シャドー、トップ下 |
| 前所属 | 浦和レッズ |
推しポイント|運動量と攻守のバランス感覚
松本選手の最大の武器は、豊富な運動量です。
中盤の広い範囲をカバーし、味方のサポート、セカンドボールの回収、相手へのプレスを繰り返します。ボールを持ったときは、ワンタッチやツータッチのパスで攻撃のテンポを整えます。
目立つプレーだけでなく、チームのために走り続ける選手を応援したい人におすすめです。
注目してほしいプレー
ボールがある場所だけでなく、その周辺にいる松本選手を探してみてください。
味方が前へ出た後のスペースを埋めたり、相手のパスコースを消したりしています。ボランチからゴール前へ飛び込む動きや、シャドーで味方のパスをつなぐプレーも見どころです。
小ネタ・エピソード
高校時代は攻撃的MFとしてプレーしていましたが、プロ入り後はボランチとして守備力やシンプルなパスを磨きました。
2025年に地元・埼玉県の浦和レッズへ移籍した後、2026年に広島へ復帰。浦和所属時に広島と対戦した際は、試合後に広島サポーターから声援を受け、涙を見せました。
一度クラブを離れたからこそ、広島でプレーする意味を再確認した選手です。
こんな人におすすめ
派手さよりも運動量や献身性に惹かれる人、チームを陰で支える努力型の選手を応援したい人におすすめです。
菅大輝(すが だいき/背番号18)|「菅キャノン」と運動量を備えた左サイドの武器
基本プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 背番号 | 18 |
| 生年月日 | 1998年9月10日(27歳) |
| 出身地 | 北海道小樽市 |
| 身長 | 171cm |
| 利き足 | 左足 |
| 主な役割 | ウイングバック、サイドのMF |
| 前所属 | 北海道コンサドーレ札幌 |
推しポイント|左足の一撃と泥臭いハードワーク
菅選手の代名詞は、左足から放たれる強烈なミドルシュートです。その破壊力から「菅キャノン」と呼ばれています。
一方で、魅力はシュートだけではありません。左サイドを繰り返し上下動し、攻撃参加の後も守備へ戻ります。
豪快なプレーと、チームを支える献身的な動きの両方を楽しめる選手です。
注目してほしいプレー
菅選手が左サイドから中央へ入ってきた場面では、ミドルシュートに注目です。
ボールを持っていないときは、攻撃から守備への切り替えも見てください。身長は171cmですが、ロングボールの落下地点を読み、味方へつなげるプレーも特徴です。
小ネタ・エピソード
菅選手は小学生年代から北海道コンサドーレ札幌の育成組織で育ち、17歳でJリーグデビューを経験しました。
札幌ではウイングバックだけでなく、サイドバックや3バックの左側など、複数のポジションを経験しています。
こんな人におすすめ
強烈な左足のミドルシュートと、攻守を休まず走るハードワークの両方を楽しみたい人におすすめです。
越道草太(こしみち そうた/背番号32)|縦への仕掛けで流れを変える広島育ちのサイドMF
基本プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 背番号 | 32 |
| 生年月日 | 2004年4月3日(22歳) |
| 出身地 | 広島県広島市安佐南区 |
| 身長 | 181cm |
| 利き足 | 右足 |
| 主な役割 | サイドハーフ、ウイングバック |
| 前所属 | サンフレッチェ広島ユース |
推しポイント|スピードに乗った縦突破
越道選手の最大の武器は、右サイドからの縦へのドリブルです。
前方にスペースがあれば、スピードに乗って一気にボールを運びます。途中出場でも積極的に仕掛け、試合の空気を変えられるサイドプレーヤーです。
若手選手が経験を重ね、プレーの幅を広げていく過程を追いたい人におすすめです。
注目してほしいプレー
ボールを受けた瞬間のファーストタッチと、縦へ進む判断に注目してください。
最小限の動きからクロスを上げられる点も特徴です。攻撃だけでなく、相手を追って自陣まで戻るプレスバックにも越道選手らしさが出ます。
小ネタ・エピソード
越道選手は広島市出身で、幼い頃からサンフレッチェ広島の試合を観戦していました。
ジュニアユース、ユースを経て、トップチーム昇格内定をつかんでいます。子どもの頃に見ていたクラブで、自分がプレーする側になった選手です。
過去のインタビューでは、物事を前向きに捉え、練習から全力で取り組む姿勢を語っています。
こんな人におすすめ
地元・広島育ちの生え抜き選手や、サイドで積極的に仕掛ける若手の成長を追いたい人におすすめです。
中島洋太朗(なかじま ようたろう/背番号35)|一発のパスで景色を変える若きゲームメーカー
基本プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 背番号 | 35 |
| 生年月日 | 2006年4月22日(20歳) |
| 出身地 | 広島県広島市 |
| 身長 | 175cm |
| 利き足 | 右足 |
| 主な役割 | 守備的MF、攻撃的MF |
| 前所属 | サンフレッチェ広島ユース |
推しポイント|視野と判断力で試合を組み立てる
中島選手は、パスで試合を動かすゲームメーカー型のMFです。
短いパスでリズムを整えるだけでなく、相手守備の間を通すスルーパスで局面を変えます。狭い場所では、スピードだけに頼らず、緩急や体の向きで相手を外します。
派手な一発よりも、試合を読む頭脳やパスセンスに注目したい人におすすめです。
注目してほしいプレー
中島選手がボールを受ける前に、何度も周囲を確認しているか見てみてください。
確認した情報をもとに、ファーストタッチで次のプレーをしやすい場所へボールを置きます。相手が予想していないタイミングで出す縦パスやスルーパスも見どころです。
小ネタ・エピソード
父は元サンフレッチェ広島の中島浩司氏、兄の中島永弥選手もプロとしてプレーしています。
背番号35は父も広島で着けていた番号です。親子二代で同じ番号を背負う物語があります。
中島選手は17歳4カ月でクラブ史上最速となるプロ契約を結んだとされています。ユースでは10番を背負い、トップチームとユースを行き来しながら経験を積んできました。
こんな人におすすめ
視野やパスで試合を動かすゲームメーカーが好きな人、親子二代の背番号35に物語を感じる人におすすめです。
小林志紋(こばやし しもん/背番号45)|ドリブルと得点感覚を備えた次世代アタッカー
基本プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 背番号 | 45 |
| 生年月日 | 2008年1月23日(18歳) |
| 出身地 | 広島県福山市 |
| 身長 | 167cm |
| 利き足 | 右足 |
| 主な役割 | シャドー、攻撃的MF、サイドハーフ |
| 前所属 | サンフレッチェ広島ユース |
推しポイント|相手の間で受けてゴールへ向かう
小林選手は、切れ味のあるドリブルと攻撃的なポジショニングが武器です。
相手守備の間にあるスペースでパスを受け、スピードと細かなボールタッチでゴールへ向かいます。自分で仕掛けるだけでなく、ラストパスで味方を生かすこともできます。
若手アタッカーがトップチームでどのように成長するのか、早い段階から追いかけたい人におすすめです。
注目してほしいプレー
FWと中盤の間でボールを受ける動きに注目してください。
前を向いた後は、ドリブル、パス、シュートのどれを選ぶのかが見どころです。相手の背後へ抜けるタイミングや、ゴール前へ入っていく位置取りにも特徴があります。
小ネタ・エピソード
小林選手は広島ユースで10番を背負い、2種登録でトップチームデビューを経験しました。
尊敬する選手として中島洋太朗選手を挙げています。ユースの10番を背負った先輩を追い、自身も同じ番号を任された流れには、アカデミー内のつながりを感じられます。
趣味は卓球と「イーフト」です。ピッチ上の鋭いプレーとは別に、同世代らしい一面もあります。
こんな人におすすめ
ドリブルで相手へ仕掛ける攻撃的MFが好きな人や、ユース育ちの若手を早い段階から応援したい人におすすめです。
野口蓮斗(のぐち れんと/背番号46・2種登録)|熊本から来た冷静な司令塔候補
基本プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 背番号 | 46(トップ側登録) |
| 生年月日 | 2008年4月20日(18歳) |
| 出身地 | 熊本県熊本市 |
| 身長 | 170cm |
| 利き足 | 右足 |
| 主な役割 | ボランチ、ゲームメーカー |
| 所属 | サンフレッチェ広島ユース/トップチーム2種登録 |
| 前所属 | サンフレッチェ広島ユース |
推しポイント|試合を落ち着かせる判断力
野口選手は、豊富な運動量と正確なパスを備えたボランチです。
中盤の底で慌てずにボールを動かし、攻撃の方向や試合のテンポを整えます。必要な場面では自分でボールを運び、前進することもできます。
派手なプレーだけでなく、試合を落ち着かせる判断や立ち位置に注目したい人におすすめです。
注目してほしいプレー
ボールを受ける前の首振りに注目してください。
周囲の位置を確認したうえでパスコースを作り、素早く味方へつなぎます。守備では、ボールを奪った後の最初のパスまで見ると、ゲームメーカーとしての特徴が分かりやすくなります。
小ネタ・エピソード
野口選手は熊本のソレッソ熊本からサンフレッチェ広島ユースへ加入しました。2026年はユースの10番とキャプテンを任されています。
2種登録とは、ユースに所属しながらトップチームの公式戦にも出場できる登録制度です。野口選手は2026年6月30日に、2026/27シーズンからのトップチーム昇格内定が発表されています。
趣味は川へ行って魚を捕ること。中盤では冷静に試合を整える一方、自然の中で過ごすことが好きという親しみやすい一面があります。
こんな人におすすめ
派手さよりも判断力や配球に惹かれる人、2種登録からトップ昇格を目指す司令塔候補を見守りたい人におすすめです。
サンフレッチェ広島らしさは、MF陣の育成歴にも表れている
今回紹介した9名のうち、川辺駿、東俊希、川村拓夢、越道草太、中島洋太朗、小林志紋、野口蓮斗の7名が、サンフレッチェ広島ユースまたはそれ以前の育成組織を経験しています。
ただし、「アカデミー出身」と「広島一筋」は同じ意味ではありません。
川辺選手や川村選手は、期限付き移籍や海外挑戦を経験して広島へ戻ってきました。東選手のように、トップ昇格後も広島でプレーを続けてきた選手もいます。
越道選手、中島選手、小林選手、野口選手は、これからトップチームでの物語を作っていく世代です。
育成組織からトップへ上がるだけでなく、別のクラブや海外で得た経験を再び広島へ持ち帰る。この幅広さも、現在のMF陣を知るうえで面白いポイントです。
まとめ|最初は気になった1人だけを追ってみよう
- 2026/27シーズンのサンフレッチェ広島には9名のMFが登録されている
- ボランチ、攻撃的MF、ウイングバックでは試合中の役割が異なる
- 海外挑戦を経験した選手から18歳の若手まで、幅広い世代がそろう
- 育成組織を経験した選手が多く、それぞれに異なる昇格・復帰の物語がある
- 推し選手は、好きなプレーや応援したい物語から選んでよい
次の試合では、気になった選手を1人だけ決めて追ってみてください。
ボールを持った場面だけでなく、どこへ動き、どのスペースを埋めているのかまで見ると、MFというポジションが少しずつ分かるようになりま
さいごに
サンフレッチェ広島のMF陣で特に面白いと感じるのは、海外帰りの経験豊富な選手と、ユースから上がってきた若手を同時に追えることです。
川辺選手や川村選手のように外で得た経験を広島へ持ち帰った選手がいる一方、中島選手、小林選手、野口選手のように、これからトップチームで立場を築いていく選手もいます。
最初から戦術を細かく理解しようとしなくても大丈夫です。「左足のシュートが気になる」「ずっと走っている選手を応援したい」「ユース出身の若手を見守りたい」といった選び方でも、十分に立派な推しの見つけ方です。
この記事を入口に、自分の推しMFを見つけてもらえたらうれしいです。


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